Blogger で外部リンク作成時の SEO・セキュリティ対策です。
いろいろと調べたのですが、よくわからない点もありますが参考にしてください。
SEO対策
外部リンクを作成する場合、「新しいペ―ジで開く」にしないと離脱ページになってしまい、滞在時間が 0 になってしまいます。
なので「新しいペ―ジで開く」にした方が Google アナリティクス 等で直帰率や滞在時間が正しく計測されます。
その場合、次のセキュリティ対策も必要です。
セキュリティ対策
投稿エディタで外部リンクを作成で、信頼できるサイト先でない場合、「nofollow」のチェックをいれること。
このnofollow属性は主にスパム対策で導入されたもので、ブログのコメントや掲示板への投稿にURLが含まれているとリンクになることを利用して、リンクを獲得したい第三者がその方法でリンクを設置する対策として発案されたものです。
nofollow属性をつけることで、Googleのクローラーがそのリンクを辿らないように制御する事ができ、評価も引き継ぎません。
※ ページの <head> 内に以下の記述を追加すると、そのページに到達した検索エンジンのクローラーは、そのページにある全てのリンクを辿らないように制御できます。
<meta name=”robots” content=”nofollow” />
そして「新しいペ―ジで開く」のチェックを入れる場合、手動で " noopener" も追記すること。
target="_blank" は飛んだ先のページで "window.opener.location = http://example.com" というような javascript が書かれていると、 こちらの飛ぶ前のページを http://example.com にリダイレクトさせることができてしまうというようなバグがあります。
noopener属性はこれを防ぐことができます。
Blogger の場合、外部リンク作成に「noopener」のチェックがないので、手動で追加する必要があります。
外部リンク作成時に「新しいペ―ジで開く」「nofollow」のチェックを入れると HTMLビューで aタグに rel="nofollow" target="_blank" が追加されています。
これに " noopener" を手動でさらに追加して
rel="nofollow noopener" target="_blank" にすること
以下の場合は、次の操作でよいと思います。
なにもしなくてよい。
「新しいペ―ジで開く」のチェックを入れるだけでよい。
target="_blank" のみ
「新しいペ―ジで開く」+「noopener」(安全に念のために)
rel="noopener" target="_blank"
2019年9月から導入された nofollow属性から派生された sponsored属性と ugc属性は次のように使用するそうです。
sponsored属は広告に関連したリンクに使用します。
ugc属性はブログへのコメントやフォーラムに対する投稿など、ユーザーが自発的に作成したコンテンツへのリンクに使用します。
まだよく解らないところがありますが、とりあえず変更する必要はないそうです。
2 件のコメント:
こんばんは。
noopener 属性ですが、昨日リリースされた Firefox 79 では、ユーザー側で何もしなくともブラウザ側で target 属性に対して暗黙的に noopener を適用してくれるようになりましたね。
https://forest.watch.impress.co.jp/docs/news/1267910.html
Chrome 等の他のブラウザもいずれこういう仕様になるんでしょうかねえ。
ちなみにウチのブログ内の外部リンクには全て手動で noopener 属性を追加しています。過去記事も全てメンテしました(^^;
こんばんわです。
いつも貴重な情報をありがとうございます。
確認しました。Firefox 79、変更項目の最初に来ていましたね。
やはり重要なセキュリティ対策だったのでしょうか?
こういう最新情報で判断の難しいものもあるので、カスタマイズとか書いてきましたが手が止まってしまうことがありますね。
あと、「ふじやん。」さんの新記事「サイドバーウィジェットを追従させる方法」はとても便利ですね。採用させてもらいます。m(_ _)m
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