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中村中「友達の詩」

2020-07-05

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中村中「友達の詩」
落ち着いたピアノの音色からはじまり、クライマックスに向けてゆっくりと、静けさの中からとてもとても激しい感情が盛り上がってゆくバラードです。

中村中の中性的な魅力と透き通るファルセットから、叶わない恋心に切なく胸が締め付けられます。

「15歳の頃に書いた処女作」で、単に言葉通りのプラトニックな片思いの心情だけではない、自分の激しい感情と自分と周りとの違いに乗り越えられない絶望的な壁で苦悩する想いが伝わってきます。

友達の詩
歌:中村中
作詞:中村中
作曲:中村中

触れるまでもなく先の事が
見えてしまうなんて
そんなつまらない恋を
随分続けて来たね

胸の痛み 直さないで
別の傷で隠すけど
簡単にばれてしまう
どこからか流れてしまう

手を繋ぐくらいでいい
並んで歩くくらいでいい
それすら危ういから
大切な人は友達くらいでいい

寄り掛からなけりゃ側に居れたの?
気にしていなければ
離れたけれど今更…
無理だと気付く

笑われて馬鹿にされて
それでも憎めないなんて
自分だけ責めるなんて
いつまでも 情けないね

手を繋ぐくらいでいい
並んで歩くくらいでいい
それすら危ういから
大切な人が見えていれば上出来

忘れた頃に もう一度会えたら
仲良くしてね

手を繋ぐくらいでいい
並んで歩くくらいでいい
それすら危ういから
大切な人が見えていれば上出来
手を繋ぐくらいでいい
並んで歩くくらいでいい
それすら危ういから
大切な人は友達くらいでいい

友達くらいが丁度 いい

中村中「友達の詩」

叶わないとわかっている思いをいつまでも持ち続けてしまう恋心
想いを伝えると去って行ってしまうことが
わかってしまうやりきれない気持ち

そして隠しきれなくて伝わってしまった気持ち
そして傷つけられ馬鹿にされ
それでも憎めない
人と違う自分を責めて
一緒にいられないなら、今は見ているだけでいい

タイトロープの上を渡っていくような「大切な人」との特殊な状況と距離感。
「友達くらいでいい」という言葉は嵐のような自分の感情と先がわかってしまう結果とのもつれた果ての答えなのでしょうか。


ライブで「子供の頃は、いろんなことをあきらめなきゃいけない人生なんだと思った。でも、そんな考えは古いわねって言われる時代がくることを祈ってます」といってうたいはじめた曲だそうです。





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現役時代のスタイル・ワンは平泳ぎでした。 ...が、マスターズで入賞できないので バタフライ長距離(200m)に仕方なく挑んでいます。

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